断章のグリム〈1〉灰かぶり (電撃文庫)断章のグリム(2) ヘンゼルとグレーテル (電撃文庫)
断章のグリム〈1〉灰かぶり 、断章のグリム(2) ヘンゼルとグレーテル
表紙の絵柄だけで買ってしまったが、中の挿絵はちょっと微妙……。昔の少女マンガ的な絵なんで好き嫌い分かれるかも。
内容はホラーと言うかミステリーと言うか。ゴーストバスター? 零れ出た悪夢を駆逐するからドリームバスターか。それと戦う力を持ってしまった人たちの戦う理由や力を手に入れた代償が結構重い。重い話は苦手なんだが結構すらすらと読めた。読みやすいのか、キャラが理解しやすいからか。
最後はボスキャラとの戦闘だが、如何にその悪夢を生み出した人を見つけだすか、あの悪夢ができた理由を探るのがメイン。この人の作品は他のは読んだ事ないんだけど、異色で面白かった。
「うるさい、殺すわよ!」ヒロインがツンデレなのは、まあお約束w
新装版A君(17)の戦争1 まもるべきもの (富士見ファンタジア文庫)新装版A君(17)の戦争2 かえらざるとき (富士見ファンタジア文庫)
A君(17)の戦争1 まもるべきもの、A君(17)の戦争2 かえらざるとき
現代の人間が異世界に飛ばされて戦うと言うのはまあ良くある話なんだが、代々の王様を異世界から召還していると言うのは珍しい設定かも。銀英伝以上に補給や部隊再編にページを割いているのもラノベにしては珍しいのでは。偵察も結構重要な要素となっているし。
結構古い本だと思うけど、中々斬新で面白かったっす。