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ROOM NO.1301―おとなりさんはアーティスティック!? (富士見ミステリー文庫)
- 作者: 新井輝,さっち
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2003/09
- メディア: 文庫
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何かホビーデータ時代のリアクションくささがあるなと。
リアクションを書く時はは小説としてのクオリティは下がっても良いから読み易くと言われてたらから、その影響が抜け切れてないのかなと思う。
端的なのは主語述語が必要以上に増えてしまうことか。
例えば、こんな感じ。
「この流れなら言える!」とAは手を握り締めて言った。
「ぬるぽ!」とはB、呆れながら肩をすくめる。そんなBを見つめるC。
「がっ!」
Cは誰にも聞こえないように、そっと呟いた。
こんな風に誰が何を言ったか解り易いのは確かなんだけど、いちいち誰が言ったとか入れるので、あまりリズミカルな文章にならない。
俺もパソゲーのシナリオ書いていた時、このクセが抜けなくて結構苦労した。
そういう書き方のクセを除いても、この小説の良さが正直分からない。シリーズで7巻も出ているのだから一部のコアな人だけではなく一般の人に理解される面白さがあると思うんだけど、俺にはダメでした。場に流されやすい主人公だが、俺には事件を進ませるために強引に流させているとしか読めず、感情移入できませんでした。
もしかしたら2巻・3巻と面白くなっていくのかもしれない。余裕があったら続きも読んで見ようかと。
ちょっとエロいので、そう言うのが好きな人にもオススメか。