misaka200012006-05-06

結構レトロなラノベ(当時はラノベという単語はなかったかな?)

砂の民の伝説(全6巻)
著者 河原よしえ
挿絵 鈴木雅久


砂の海に囲まれた大陸が舞台の、ある青年剣士の成長物語。一応大河ロマンと書いてある。
大国の名将軍の息子として育てられ、正義感だけは強い世間知らずな剣士エアン。彼が謀略に巻き込まれ、そして世界の矛盾を知り、国ではなくこの世界にために剣を取り戦っていく。そんな感じの話か。
最後の方が結構駆け足っぽいけど、ちゃんと纏まっていてキレイに終わらせている。読み易いし結構オススメなり(^o^)v
一応主人公を導くお姉さん的なハトラ、生き別れて捻くれて育ったゼノビア、ポジティブシンキング凹んだ主人公を元気付けるパティオとちゃんとヒロインも揃っているし、今再刊されても、そこそこいけんるんじゃないかなと。


当時ホビーデータのPBMゲームでアラベスク#1・サファールの帰還と言うのに参加していて、これが砂海とか砂航船やら被る部分が多々あったので、この本を結構参考にしてました。余りアクションに活かされた事はなかったけど。うーんナツカシ(^_^;)