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DDD 2 (講談社BOX)

今回はスポーツ物。
夏草や兵どもが夢の跡。夏を終えた高校球児が特殊なルールのもと勝負する話。文字通り自分の命を燃やしてシンカーを投げるピッチャーやストライクにボールが来れば打てるとサラッと言ってしまう天才バッターが登場する。
さすがに投手VS打者の勝負を路上の賭け事としてやると言うのは無理がある気もするが、でもちゃんと企画と運営をすれば可能なのか？
主人公もそれに巻き込まれて、打てなければ死ぬと言う状況に追い込まれるが、その辺は殆ど余談に近いだろうね。メインは主人公の後輩と、肘を壊した(壊された)が復活を願う投手の対決だろうね。熱い対決で良かった(夏っぽい)
後は短編みたいな感じで、アドレナリン全開な吸血鬼と怪物の巣窟の中で厳重に閉じ込められていたが、その怪物を全て倒し脱出した主人公の妹の話。所々に伏線と思われる単語や人名が含まれている。作者はこういう伏線を出しっぱなしにしないで、ちゃんと使う人なのでどういう風に出てくるか期待。

銃姫
何となくブックオフでまとめて置いてあったので買ってみる。取り合えず2巻まで読了。ん〜TTRPGで言うところのスチームパンクって言うのかな？　悪くないと思うんだがどうもストーリーやキャラがあまり頭に残らない。主人公たちに色々と秘密や悩みがあるのは分かるんだけどね。取り合えず主人公の姉の弟に対する溺愛っぷりが異常。この人が一番謎や秘密が多そうだ。