機動戦士ガンダムSEED DESTINY(1) 怒れる瞳 (角川スニーカー文庫)

機動戦士ガンダムSEED DESTINY(1) 怒れる瞳 (角川スニーカー文庫)

取り合えず3巻のデストロイ(ステラ)がフリーダム(キラ)にやられてしまう所まで読んだ。
アニメだと突っかかって反抗して捻くれて増上慢するイメージしかなかったが、小説だと「あれ? 実はカガリの言うことも一理あるんじゃね」とか「アスランは本当に俺のことを心配しているんだ」的にシンも悩んでいることが分かる。
シンが天狗となって止まらなくなっていくのはセイバーがフリーダムにボコられた時。「昔は強かったってやつ?」ともう止まりません。「俺って不器用だから」アスランは説得下手だし、それでも説得に行けばレイが邪魔するし。
シンはキラと似てる。ただキラには敵方に親友がいて、蒙を啓いてくれたラクス、バルトフェルドの出会いがあった。シンには引鉄を引くのためらうほどの敵がいず、「(戦争を)どこで終わりにすればいい?」と提起する大人がいなかった。
最後に思ったことアニメ説明不足すぎ。