狂乱家族日記 拾さつめ (ファミ通文庫)

狂乱家族日記 拾さつめ (ファミ通文庫)

これで最新刊まで追いついたかな。1巻でのやられっぷりから、どうでも良い扱いと思っていた姫宮家が、ここまで深く関わっているとは。あと凰火の記憶がないという伏線も使われ始めてきた。地下帝国も本格的に出てきたし、結構纏めに掛かっているのではないかと。閻禍の話やミリオン、雷蝶などシリアス展開の部分が多かった。今回落として次巻で上げるのかな。このまま落としっぱなしで行ったらキツイなぁと。こっちも纏めに掛かっているよね。アマルガムをレナードが掌握しつつあるし、ウィスパードの原点とも言う場所に赴いたし。比較的説明文が多かったな。いっそのこと「なぜなにナデシコ」みたいに図解入りで説明してくれよw
戦闘自体は少なめ地味目だったけど、スナイパー同士の戦いなど結構白熱してた。しかしレナードの戦闘力の高さはどこから来てるんだ? 人身掌握にも長け技術家でもあり強力なAS乗り。今回は肉体を使った戦闘、度胸でも宗助と互角と万能っぷりを発揮。フルメタでは万能な天才より、その一点に鍛え抜かれた専門家の方が強いと思ったんだけど、例外ですね。ラスボスに相応しい強さです。
次巻アマルガムの管理者が未来のかなめ。今回かなめが手に入れた力で、全てを無かったことウィスパードが現れる前に戻り、宗助も飛行機事故→ゲリラとならず日本で普通に高校生をして、そこで普通のかなめ達と出会うとかだったらイヤだな。殆ど夢オチ。。。
マリア様がみてる 32 卒業前小景 (コバルト文庫)

マリア様がみてる 32 卒業前小景 (コバルト文庫)

何か印象が薄い。地味なゲストキャラ桂さんが頑張っているな。瞳子が良い子に丸まっちゃったな(登場人物紹介が紅薔薇のつぼみの妹に変わってる!) 祥子様も卒業記念のサインをして上げるとか良い人っぷりをアピールしているなw とか。比較的穏やか、ぬる〜い展開。確かに卒業式前と言う感じは出ているかも。